お正月遊びのめんこ!歴史や意味、遊び方など紹介

お正月

お正月遊びで知られているめんこ。みなさんも子供の頃にやった記憶が残っているんじゃないでしょうか?

でもやったことはあっても、めんこの歴史やお正月遊びとしてされるようになった意味など知らないことも多いと思いますので、解説していきます。

めんこの歴史

めんこは江戸時代が起源とされています。当時のめんこは「泥めんこ」と言われ、人の顔を面型に抜いた粘土を焼いて作っていました。今のめんことは違い遊びとして使われるというよりは、魔除けの意味合いで使用されていたそうです。

遊び方は地面に区画を描いて、一定の高さからめんこを投げ入れ、相手のめんこに重なれば自分のものになり、区画の線の上に重なったら相手のものになるという遊び方をしていたようです。この遊び方は江戸では「きず」といい、京では「むさし」、大阪では「ろく」と呼ばれ、各地で呼び名が違っていたようです。

明治時代になると、「鉛めんこ」が作られめんこ同士をぶつけて遊んでいましたが、素材の鉛に適した「起こし」と呼ばれる遊び方が一般的になっていきました。この「起こし」は現在のめんこでも取り入れられている遊び方です。この「鉛めんこ」の登場により、めんこは民衆に広く浸透していきましたが、大阪で起きた「鉛中毒事件」以降使われなくなっていきました。

その後大正時代になると今ではおなじみの「紙めんこ」が主流になります。「紙めんこ」には丸型のめんこや長方形のめんこなどがあり、当時は相撲力士や野球選手、漫画のキャラクターなどが印刷されており、これが男の子の間で絶大な人気を誇りました。

お正月にめんこをする意味

お正月にめんこをするようになったのには、実ははっきりとした理由がないんです。ただめんこにはもともと魔除けの意味があったことと、子供にとても人気がありみんなで楽しめる遊びだったことから、お正月遊びとして定着していったのではないでしょうか。

めんこの遊び方

めんこの遊び方をあまり詳しく知らない!という方のために代表的な遊び方を紹介していきます。

遊び方その1

  1. めんこを床に置いて、手持ちのめんこを各自1枚用意する。
  2. 順番を決め床にあるめんこの側めがけて、めんこを投げつける。
  3. 投げつけた時の風圧でめんこをひっくり返す。
  4. ひっくり返すことが出来たら、ひっくり返っためんこはもらい、再度自分のターン。
  5. ひっくり返すことが出来なければ、次の人のターンになる。
  6. これを繰り返し、めんこを多くとった人の勝ち!

これが一般的によく知られているめんこの遊び方です。何人でも遊ぶことが出来ますし、慣れてきたらめんこの大きさや形を変えてみたり、めんこに重りをつけるなどアレンジを加えてみるのも楽しいですよ。

遊び方その2

  1. 床に円を描き、各自がめんこを数枚づつ持ち、手持ちのめんこを1枚床の円の中に置く。
  2. 遊び方その1と同じように順番を決め、めんこを投げつける。
  3. 投げつけて他の人のめんこを円の外に出したら、出しためんこをもらう。
  4. 出された人は、手持ちのめんこから1枚床の円の中に置く。
  5. 手持ちのめんこが無くなったら終わりで、めんこを多くとった人の勝ち!

めんこを投げつけた時の風圧でめんこを押し出してもいいですが、直接ぶつけて押し出すやり方でもできるのでやってみてください。

めんこの種類

時代が代わるにつれ「泥めんこ」や「鉛めんこ」がありましたが、現在主流になっている「紙めんこ」には大きく分けて2種類のめんこがあります。

丸めんこ

丸い形をしためんこで、小さいものだと直径約4㎝から直径約20㎝の大きいものまであり、特に決まったサイズはありません。多きサイズのものや小さいサイズのものは昭和になってからも作られていたようですが、使いやすさから直径約5㎝~15㎝の大きさのものが主流となっていたようです。

角めんこ

四角い形をしためんこで丸めんことは違い、高さが約6㎝のものと高さが約7㎝のものと決まったサイズがありました。高さが約6㎝のものをチーパンと呼び、高さが約7㎝のものをカクパンと呼んでいたそうです。また、角めんこは角面とも呼ばれ丸めんこよりも厚みがあったようです。

丸めんこや角めんこのほかに、小判型のめんこや力士の形をしためんこなども作られていたそうです。現在でもめんこは色々な種類が作られていて、人気のアニメのキャラクターがプリントされているめんこは特に人気で、めんこで遊ぶというよりも鑑賞用のコレクションとして集めている人も多いようですよ。

めんこの呼び方は各地で違っていた

全国各地に広まっているめんこですが、地域によって呼び名が異なっているのをご存じですか?少し紹介しますね。

  • 沖縄・・・パッチ―
  • 大分県・・・パッチン
  • 大分県(日田弁)・・・おちょこし
  • 鳥取県鳥取市・・・げんじい
  • 大阪近辺・・・べったん
  • 三重県尾鷲市・・・かっぱん
  • 愛知県名古屋市(名古屋弁)・・・ショーヤ
  • 福島県いわき市・・・ペッタ
  • 宮城県仙台市・・・パッタ
  • 宮城県松島・・・パッツ
  • 秋田県(秋田弁)・・・パッチ
  • 青森県(津軽弁)・・・びだ

などの呼び名があり、この他にも地域によって様々な呼び名で呼ばれていることから、めんこは全国で人気だったことがうかがえますね。

いかがでしたか?この機会にぜひめんこを買って、お正月はもちろんお正月以外でもみんなで遊んで楽しんでみてください!

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