お正月遊びのすごろく(双六)!歴史や起源、意味などおススメも紹介

お正月

お正月に家族や親せきが集まった時、大人数で遊べる双六はお正月遊びの定番ですよね。

そんな双六について解説していきます。

すごろく(双六)の歴史・起源

世界の双六の歴史

すごろくの歴史は古く、囲碁や将棋、チェスのように盤上遊戯の部類にあたります。記録に残っている中で盤上遊戯で最も古いとされているのは、紀元前3200年頃(ウル第一王朝)もしくはそれよりももっと古い遊戯盤がバグダットのイラク国立博物館に保管されています。その後パレスチナやパキスタンなど広域な地域で遊ばれるようになっていきました。しかし、1,990年の湾岸戦争で博物館が被爆してしまいました。

盤上遊戯が大衆に広まっていったのは、17世紀にはいってイギリスでバックギャモンと呼ばれる盤上遊戯が人気を集め、やがて欧州や米国の賭場で盛んにおこなわれるようになっていきましたが、徐々に衰退していきました。

日本の双六の歴史

現在存在している日本最古の双六は、朝鮮から伝わった「木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)」と言われる物で、正倉院北倉に所蔵されています。

日本最初の歴史書である「日本書紀」には、689年の持統天皇時代に「禁断双六」との記述があることから、賭博性のあった双六の禁止令が出されました。また、757年に施行された養老津令の中でも双六を禁止している記載があります。その他にも「栄華物語」や「大鏡」、「今昔物語」や「平治物語」などの書にも双六遊びのことが記されています。

双六は賭博性があったため幾度も禁止令がだされ、その後普及する繰り返しでした。そして、賭博性の部分があることで双六は衰退していきましたが、賭博性の部分を排除して盤上遊戯本来の温和な遊びになっていき、江戸時代には女性の芸事の一つにも認められるほど双六のイメージは変わっていきました。

盤上双六と絵双六

双六には盤上双六と絵双六の2つがありますが、この2つはサイコロを振ってこまを進めていく事以外は全く別の遊びになりますが、どちらも「すごろく」と呼びます。

盤上双六

盤上双六は盤の上に白と黒の駒を置いて陣地を取る遊びで、日本に伝わってきた5~6世紀には、貴族や上流階級の人々の遊びでした。盤上双六の双六は、日本の伝来元である中国の雙陸(そうりく)の音を当てたものとされていて、昔は須古呂久と記していたため、それがすごろくと呼ばれるようになりました。

絵双六

日本で最初の絵双六は、13世紀頃に天台宗の僧に仏法の名目を遊びながら教える目的で作られた「仏法双六」だと言われています。別名「名目双六」とも言います。

そして江戸時代になると絵双六が日本全国に知れ渡っていきます。きっかけとなったのが、浄土双六と呼ばれるものです。浄土双六は、中国の選仏画を基盤として考案された勧善懲悪の双六で、上りが極楽浄土になっています。この中で「永沈(やうちん)」と呼ばれるものが存在していて、

「永久に沈むこと=絶望」

という意味で、そこにコマが止まると即ゲーム資格が無くなるというルールだったそうです。これがのちの双六のルール「1回休み」の原型になります。

この浄土双六によって絵双六が確立されました。さらにその後、当時世界一の技術だった浮世絵技法によって、駒を進めるごとに出世したり降格したりする「出世双六」や、東海道五十三次の宿場を進んでいく「道中双六」、他にも「合戦双六」「役者双六」「名所双六」「武勇双六」など様々な双六が開発されていきました。

サイコロの歴史

すごろくには欠かせないサイコロ。世界各地で様々な形をしたものが発掘されていますが、日本で確認されている最古のサイコロは、九州大宰府跡から出土した5×1㎝の大きさの4枚の木片に、それぞれ1~4本の線が刻まれているものです。しかしどのようにして使われていたかはわかっていません。

他にも宮城県多賀城跡で700年頃の木製のものが発見されていて、立方体の形をしていて1~4の数字が確認されています。

お正月にすごろく(双六)をする意味は?

お正月に双六をして遊ぶようになったのは、「双六で誰が一番になるかの運試しをする」という理由があったようです。

昔の絵双六は、誰が一番に極楽浄土にたどり着けるかを競った「浄土双六」や、誰が一番出世できるかを競う「出世双六」など、一緒に遊んでいる人と競い合うことで勝ち負けを決めていました。

また双六は遊び方も簡単なため、子供からお年寄りの方まで幅広い年齢層に親しまれていたことから、皆が集まるお正月の定番の遊びとして定着していきました。

すごろくの遊び方

すごろくの一般的な遊び方を解説します。基本的には2名以上での遊びになります。

  1. マス目が書かれたシート、駒、サイコロ(×2)を用意します。
  2. サイコロを振る順番を決める。
  3. サイコロの出た目の数だけ駒を進める。(サイコロが2個の場合は足した数だけ進める。)
  4. 止まったマスに書かれている指示に従う。
  5. 先にゴールにたどり着いた人の勝ち。

以上が遊び方になりますが、とても簡単なので誰にでも出来る遊びです。

ちなみに、ゴールのマスにピッタリとサイコロの数が合わなくてもゴールにするやり方や、サイコロの目がゴールのマスにピッタリと合わなければ引き返すやり方もあったり、サイコロを2つではなく1つでやってみたり、自分なりにアレンジして遊んでみてください。

すごろくの選び方

現在ではすごろくにもいろんな種類が発売されていて、どれを選べばいいのか迷う事もあると思います。そこですごろくを選ぶときのポイントをお伝えします。

子供に学んでほしいテーマで選ぶ

子供がすごろくをしながら学ぶことが出来るものを選びましょう。

例えば日本一周をテーマにしたすごろくは、日本の地名や各都道府県の観光名所などを学ぶことが出来ますし、世界をテーマにしたすごろくは、世界の国々の情報を覚えることが出来ます。他にも、しゃべって学べる英会話のすごろくもあって、小さいころから英語に触れ学ぶことが出来るので、子供に英語を学んで欲しいと思っている方にはおススメです。

生活に役立つテーマで選ぶ

すごろくをすることで、生活の役に立つ知識が得られるようなすごろくを選ぶのもおススメです。

年間行事を題材にしたものやお金を使って買い物について学べるものなど、すごろくをすることで身に付いた知識がそのまま普段の生活に活かせるようなすごろくもあるので、どんな事をお子さんが覚えておくといいかを考えながら選んでみてください。

子供が好きなキャラクターやデザインで選ぶ

古くからすごろくには浮世絵技法で描かれたものがあったほど、現在のすごろくもデザインが華やかなものがたくさんあります。お子さんと一緒にすごろくを楽しむなら子供が好きなキャラクターが描かれたデザインのものを選ぶのもおススメです。

そうすることで子供も興味をもって楽しむことが出来ますし、子供が喜ぶ姿を見て親御さんも楽しめるので是非検討してみてください。

対象年齢で選ぶ

ほとんどのすごろくには対象年齢が設定されています。

お子さんの年齢より対象年齢が上のものを買っても、難しくて理解できずすごろくを楽しむことが出来ません。お子さんに成長してほしいとあえて対象年齢が上のものを選ぶこともあると思いますが、経験上なかなか思うように理解するのが難しいと思います。

対象年齢の低いものだと3歳前後に設定されているもで、絵だけで文字が書いてない物や、ひらがなだけのもの、ひらがなとカタカナを使ってあるものなどがあります。

対象年齢が少し上がると、漢字にフリガナがふってあるものもがあるのでもう少し難易度を上げたいときはこちらがおススメです。

ただ、すごろくはお子さんが楽しみながら遊べるものを選ぶことの方が重要なので、そちらを優先しつつ対象年齢も参考にしてみてください。

すごろくのプレイ時間で選ぶ

すごろくには数分で終わるものや、何時間もかけて遊ぶものがあります。

お子さんがまだ小さい場合は、長時間のものを選んでしまうと集中力を続かせるのが難しく、途中で飽きてしまう事があるので、最初は短時間で終われるものを選ぶようにしてみてください。

慣れてきたらプレイ時間の長いものを選んでいくようにするのがいいでしょう。

人気のすごろく紹介

すごろくは現在、様々なものが発売されています。その中から人気のおススメすごろくを紹介します。

おススメのすごろくその1

エポック(EPOCH)どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5

どれを買うか迷ったらこちら。不動の人気のドラえもんのすごろく。対象年齢が5歳以上になっていて、ほとんどの人が知っていて馴染みがあり、子供から大人まで幅広い年齢層に楽しんで遊んでもらえるすごろくです。これ1つで

  1. かんたん日本旅行ゲーム
  2. 日本旅行ゲーム
  3. 世界旅行ゲーム
  4. 宇宙旅行ゲーム
  5. どこドラならべ

の5つのゲームで遊ぶことが出来るので、飽きることなく楽しめるすごろくです。

おススメのすごろくその2

アーテック幼児子供向けすごろくゲーム(日本地図&世界地図)2個セット 

こちらのすごろくは日本地図と世界地図の2種類のすごろくが楽しめます。

日本地図おつかい旅行すごろく

おつかいとあるように、日本全国を回って行きながら各県の名産品を集めていきます。すごろくを楽しみながら日本の地理関係を学ぶことが出来ますし、各県の名産品が何なのか学ぶことが出来ます。名産品を集めていく楽しみのほかに、イベントカードが用意されていていろんなイベントに出会えるので、わくわく出来るすごろくです。

わくわく世界旅行すごろく

世界中を旅しながら、豆知識付きカードで世界の名所をおば得ることが出来ます。また、日本地図と同じようにイベントカードが用意されているので、よりゲームを楽しめるようになっています。

おススメのすごろくその3

地球まるごとすごろく

こちらのすごろくは地球儀型をしていて、ビニール製なので空気を入れて膨らませます。吸盤の駒を貼り付けていき、世界遺産を巡って賞金をゲットしていき最後に一番お金を持っていた人が勝ちになります。

世界の国々や世界の遺産が100個以上もあり、遊びながら世界の国々の名前やその国の世界遺産を覚えることが出来ます。

ちなみに、日本玩具協会が主催する「日本おもちゃ大賞」の中で、「世代や性別を問わず楽しめる、娯楽性の高い玩具」を審査する「コミュニケーショントイ部門」で2017年に大賞を受賞しています。

おススメのすごろくその4

アーテック幼児子供向けすごろくゲーム(夜店でお買い物&1年の行事)2個セット

夜店でお買い物

買い物カードとお金のシートを使用して遊びます。始めは全員が500円を持った状態からスタートして駒を進めながら買い物をしていきます。各買い物カードには点数が付けられていて、ゴールした着順によっても点数が振り分けられ、最終的に点数が一番高かった人が勝ちになります。

このすごろくでは、買い物の仕方やお金の使い方、計算方法が学ぶことが出来るので、実際にお買い物に行く前に予行練習としてやっておくといいでしょう。

1年の行事

日本の伝統的な年中行事がテーマになっているすごろくで、駒を進めながら行事に合ったアイテムを集めていき、行事を成功させていくすごろくです。イベントカードによってアクシデントが起こったりもします。

また近年では日本の伝統文化に触れる機会が少なくなってきていますが、この遊びを通して日本の伝統行事を覚えることが出来ます。

おススメのすごろくその5

幻冬舎(Gentosha)こども六法すごろく499291

こちらのすごろくは、遊びながら法律が学べるすごろくになっています。

法律に関する◎×クイズを解いたり、イベントゲームをしながらゴールを目指します。マスには六法に関しての知識が書かれていて、大人でも知らないことが書かれてあるので、とても勉強になり一生役に立つ知識を身につけることが出来ます。さらに文字だけでなくイラストでも解説されてあるので、あまりなじみのない法律でも理解しやすくなっています。

おススメのすごろくその6

タカラトミー(TAKARA TOMY)人生ゲームパッケージサイズ:W504×H297×D75mm6人用

1968年に発売されてから進化し続けてきたベーシックな人生ゲームの7代目。幅広い年齢層に支持されているすごろくゲームです。追加ステージがあり、

  1. スタートダッシュエリア
  2. ドリームトレジャーエリア
  3. ギャンブルエリア
  4. キャリアアップエリア

の4つのエリアが用意されていて、組み合わせ次第でストーリーが変わり、色々な人生を楽しめるすごろくゲームになっています。

いかがでしたか?お正月は家族みんなですごろくを楽しんで大盛り上がりしてください!

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