お正月を迎えるための準備は何をすればいいの?

お正月

一年も終わりが近づいてくるともうすぐお正月です。

新しい年を良い年にしたいと誰もが思いますよね。気持ちも一新して新たな年を迎えるためには、お正月に向けての準備が必要です。準備をしっかりとすることで、心も整って良い運気を呼び込み良い年を迎えることが出来ます。

ここでは、お正月を迎えるにあたってやっておくべきことを紹介していきます。

お正月までにやること

お正月を迎えるにあたってやっておくことを順番に紹介していきます。

針供養

針供養は針を供養する行事で、昔針仕事は女性の大切な仕事でした。その大切な針に感謝して供養する日が針供養です。針は硬いものをさしてきたので、豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺して、最後は柔らかいものでゆっくり休んでくださいという意味があるようです。そしてそれを近くの神社に奉納するのが一般的でした。現在は、近くに神社に奉納して供養してもらう形になっています。

また針供養は事八日の行事の一つとして行われてきたそうです。旧暦の12月8日2月8日を併せて事八日(ことようか)と呼び、事始めの日と事納の日とされていました。現在針供養はそのどちらかの日で行われたり、両日に行われたり地域によって違いがあるようです。

煤払い(大掃除)

平安時代にはすでに行われていた煤払い。なぜ煤払いと呼ばれるのかというと、昔は電気がなくかまどや囲炉裏で薪を燃やしていたため、煤が溜まりやすい環境だったからなんです。今で言う年末の大掃除のことです。新年に歳神様を迎えるために12月13日を正月事始めとし、煤払いを行っていました。

なぜ12月13日になったのかというと、江戸時代中期まで使われていた宣明暦(太陰太陽暦)では、12月13日は「鬼の日」という、婚礼以外は何でも吉という縁起のいい日とされていたため、お正月を迎えるにあたってふさわしい日として選ばれたそうです。

年賀状

年賀状を元日に届けるには基本的に12月25日までに出すようにしましょう。年賀状の受付は12月15日から始まります。25日を過ぎてしまった場合は出来るだけ早く出すようにしましょう。元日に間に合う場合もあります。年賀状は年内に出すのが一般的ですが、お正月飾りを飾っている期間(松の内1月7日までに出せば問題はないと言われています。年賀状の準備は送る枚数にもよりますが、書き出すと意外と時間がかかってしまうので、正月事始め(12月13日)よりも前には済ませておきましょう。

また年賀状を書くのを忘れてしまったり送って来てくれた相手に出すようなら、1月1日~1月3日正月三が日)までに出せばお詫びの言葉を書く必要が無いので、それまでに出すようにしましょう。1月3日を過ぎるようであれば、お詫びの言葉を入れた方が親切です。ただし、年賀状は本来おめでたいものなので、あまりマイナスの文章を入れすぎるのには注意しましょう。

もし、年賀状の返信が1月7日を過ぎるようであれば寒中見舞いを送ると良いでしょう。寒中見舞いとは小寒から大寒に送る挨拶状です。年賀状ではないので年賀はがきではなく、通常のはがきを使うようにしてください。暦で最も寒い時期になるので各内容は、送り手の健康を気遣う文章を入れると良いでしょう。

お正月飾り

お正月飾りには、しめ縄(しめ飾り)、門松、鏡餅などがありますが、これらはお正月事始め(12月13日)以降に飾るのが一般的ですが、近年日本ではクリスマスの方がイベントとして盛大にされているため、クリスマスが終わる12月26日以降にお正月飾りを飾る傾向になっています。26日以降に飾る場合は縁起のいい28日に飾ると良いとされています。ただし29日は二重苦を連想させ、31日はお正月まで1日しかなく一夜縛りとなり神様に対して失礼になるため、この2日は避けるようにしましょう。

おせちの準備

おせち料理はもともと、平安時代の宮中で行われていた元旦や五節供(ごせっく)などの日に宴を開く、「お節供」という行事に出されていた食べ物が「おせち料理」だったそうです。その後江戸時代後期、一般の庶民にも伝わり一年の節目のうちで元日が最も重要な日であることから、お正月におせち料理を食べるという風習になっていったようです。

年越しそば

江戸時代中期に、晴れの日に食べる縁起物で健康にも良く手軽に食べれる蕎麦は、月末のそばという意味の「みそかそば」、季節の変わり目の日のそばという意味の「節分そば」と言われ、月末や季節の変わり目に食べられていました。その当時の旧暦のおおみそか(12月31日)と立春の日が近かったこともあり、立春に食べられていたそばが、年越しそばになったと言われています。

また、そばが食べられる理由は

  • そばは細く長く伸びることから、寿命や家運を伸ばすとされていた。
  • そばは切れやすいため、一年の災いや苦労を断ち切って新年を迎えるとされていた。
  • 金銀細工師が散らばった金粉を集めるために、そば粉を使っていたことから、金運を呼ぶとされていた。

などの理由から、年越しにそばが食べられていたそうで、そばを食べるタイミングも2番目の一年の災いや苦労を断ち切って新年を迎えるという理由から年越し前に食べるのが良いとされています。なので年越しそは年末の夕食時に準備をしておくと良いでしょう。

年末のその他の行事

その他の年末の行事も紹介します。

冬至

冬至とはその年で一番太陽の出る時間が短く、その分夜が一番長くなる日の事で12月21,22日のどちらかがそれにあたります。冬至にはカボチャを食べる風習があります。これはカボチャにはカロテンや食物繊維、ビタミンB1、B2、C、Eなどの栄養素が含まれており、新鮮な野菜が取れない冬に、栄養のあるカボチャを食べて栄養をつけ、寒い時期を乗り切ろうという考えから食べられるようになったそうです。

冬至にはもう一つ柚子湯に入るという風習が江戸時代からあります。柚子には風邪を予防するビタミンCや、ヘスペリジン(フラボノイド)と呼ばれる血行を改善してくれる栄養素が入っています。なのでこれをお風呂に入れて、血流を良くして温まっていたようです。

歳の市

年の市(歳の市)は昔から年末に開催される市で、お正月飾りから日用品まで、様々なものが売り出される行事です。もともと毎月開催されていたものが、1年の最後の市の事を年の市(としのいち)と呼ぶようになったそうです。

年の市は、暮市(くれいち)や詰市(つめいち)、捨市(すていち)などとも呼ばれます。年の市にお正月飾りだけでなく日用品も売っているのは、新年に向けて日用品も新調するという昔からの習慣があるからです。現在はスーパーなどですべて調達できますが、昔はそのようなものがなかったため、年の市で必要なものを買っていました。

餅つき

お正月に行う餅つきは、鏡餅に使うため12月28日に行うのが一般的です。26日、29日、31日は縁起が悪いとされるので、この日は避けるようにしましょう。餅つきは杵と臼を使いますが、これらはそれぞれ男性と女性を意味していて、「子孫繁栄」や「一族繫栄」の願いが込められています。

餅つきの由来は平安時代の「歯固めの儀」が由来とされています。歯固めの儀とは、餅や大根、スルメや昆布など硬いものを食べて歯を固める儀式で、歯が丈夫になると健康になるという考えから始まりました。また、年齢という漢字には「歯」という文字が入っていて、歯→年齢→長寿を願うという意味も含まれているそうです。

また、お正月に食べるお餅はお雑煮やおしるこにして食べますよね?これには理由があって、お雑煮やおしるこに使う材料は、もともとすべてお供えものから作られるものでした。そのお雑煮やおしるこにお餅を入れて食べることで「神様と同じ物を食べて力を分け与えてもらう」という意味合いがあるそうです。

いかがでしたか?これを参考にしてお正月の準備をしっかりとして、良い新年を迎えられるようにしましょう!

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